残念だねえあんた。昔の俺にそっくりだ。あんたには多分わかりっこないさ、アンタと俺たちじゃあ考えてる場

残念だねえあんた。昔の俺にそっくりだ。あんたには多分わかりっこないさ、アンタと俺たちじゃあ考えてる場所が違うのよ。 俺らはおつむでなんぞ考えちゃいない。『いま少し』が我慢できない天邪鬼なだけサ。 あんただって、我慢したくないことの、ひとつやふたつあるだろう?(きら星のごとく)

  • 18m

    こちらのことなど考えなしだ! 上様もあいつらも無茶ばかり言いよる! 馬鹿め!大馬鹿もんめ! (七角「最果て忠敬」)

  • 48m

    あたしにも千里眼があったら、こんな風じゃあなかったかもしれないわね(おさらば恋ヶ淵)

  • 1h

    まったく憎い奴。今日も今日とて飽きもせず、不恰好なこの鼻を、キラキラてかてか照らしてくれる。じりじり暑い地面の上に、落ちる濃い影、天狗鼻。うんざりするよな、相棒でもさ。 青空だったら、そいつもまぁ、悪くはない。(恋は枯れ野をかけめぐる)

  • 1h

    「あの時のことは目を閉じれば昨日のことのように思い出せる…」なんて芸当はなかなか出来ないもんさ。少なくともわっちにはね。やんなるくらいにさ、毎日別のことでもみくちゃさ。昔のことってなあ、なかなか今に勝つのは難しい(のばら心中)

  • 2h

    当たり前だろ! こんなに、こんなにありがたいことはない! こんなに嬉しいことがあるか!  俺、立派な父ちゃんになるから! 日の本一の、父ちゃんになってみせるから! (おさらば恋ヶ淵)

  • 2h

    気分とか気持ちとかでするもんじゃねえだろ、仕事てえのは。・・・気にかかることはあるだろうけどよ、そういう時はなにも考えねえで目の前のことやるしかねえんだ。そうだろ?(和泉屋「悪たれ写楽」)

  • 3h

    埋立てによって恋ヶ淵はなくなりました。あの土の上に、今度は店屋でも建つでしょう。そしてその店屋がなくなってもまた別の何かが建つでしょう。そしてまたそれがなくなってもまた別の・・わたしたちは埋まったものの上に立って生きてゆく、そうしてゆくのですね。研次郎叔父さん(おさらば恋ヶ淵)

  • 3h

    全てを知ってしまった後で、私の行いは卑怯そのものでした。この日々が壊される位なら、後ろめたさも全て飲み込もう。そのつもりでした。武家に生まれた女にあるまじき行いでした。それでも何より、失うことが何より恐ろしかったから何に背いても構わなかった。失いたくなかったんです(権十郎の傘)

  • 4h

    御政道に、ケチをつけたくもなるのは本当だ。俺だってたまらねえよ。だが天下がひっくり返っちまって、いちばん困るのは俺たちだ。(きら星のごとく)

  • 4h

    俺はお前を待つ。けどよう。俺は「手を合わせる限り」って約束したんだぜ。 ちゃんと合わせろ! 一之真!(ひゃくはち問答)